2022年6月3日
横浜にある小学校にて藍染めを通した総合プログラムに参加しました。
4年生を受けもつ担任の先生との出会いから始まったひとつの物語が続きます。
我々の活動を知った先生からメールを頂き、まずは毎月開催している第三土曜日の定例藍染め会に参加したいといった内容のメール。
この時はまだ学校の先生とも知らずにやり取りをしていました。
染めたいシャツを持参された先生はとても興味深く、藍染めを楽しんでいました。
ご自身が身をもって体験し実感したことで、いよいよ小学校での開催をご提案頂くのです。
アートモリヤとしては、現代社会に対するアプローチと同時に教育の段階から落とし込んでいくことで藍が残る可能性を高くすると考えるため、喜んで引き受けることにしました。
私どもが常々気を付けている事、それは単発的にワァっとやって終わらないこと。
まずはアクションを起こす。
そしてディスカッションをしお互いに学びあう。
宿題を共有する。(学校の宿題ではなく、次の日から行動に影響するもの)
成果や結果を共有し次に繋げる。
社会に有益なものとして発信する。
今回はメンバーの元教員が成果物を残すため、資料を作成しました。
あ、そういえば今回のプロジェクト。先生の考えで開催の依頼の段階から子供たちに参加させるため、可愛いお電話を頂いてのスタートとなりました。
いざ小学校へ着くと担当の子供たちが出迎えてくれ、校長室へと案内してくれました。
挨拶もそこそこに家庭科室で段取りをし、今度は教室へ、、、。
驚きました。
事前に色々と準備をしてくれていて、司会進行からたくさんの手書きの表をもとに、今回私たちを選んだ理由から質問コーナーまでかなり充実していました。
いざ藍染めの準備をし、輪ゴムを使ったりしながら思い思いの形にしていきます。
子ども達の表情を見るとその心境が伝わってきます。
テーブルごとに5~6名順番に染め上げ、黄緑色から藍色に変化していく様を見て盛り上がりました。
最後は藍の苗を託しました。来年に向けて!未来に向けて!
その後も、育て方や質問などやり取りしながら交流は続いています。