アオバジャパン・インターナショナルスクールと文京学院大学女子高等学校の
連携によるプロジェクトを監修しました。
今回はその一部をご紹介します。
藤沢という地をフィールドワークの拠点にし、海洋問題解決視点から調べ学習、実態調査、探求、表現、アウトプット。
調べ学習では、山や住宅地から川をつたって海へ流れつくマイクロプラスチックに気付き、あらためて川の周辺を調べてみると人工芝の競技場などが点在していました。
ビーチでの調査ではプラスチック製のゴミが多く見つかり拾い集めました。
過去から現在までの湘南の海の在り方を学び、グループごとに表現のための作品制作をし、江の島のUMIYAMAギャラリーで展示会を行いアウトプットしました。
作品タイトル
「藤沢の海、未来へのメッセージ」
制作
Ken Kraft クラフト健 /Rio Torii 吉住そら/Sora Yoshizumi 竹花美咲/Misaki Takehana
作品コンセプト
2面性を持つアート作品を通し、藤沢の海に「明るい未来を」というメッセージを伝えようと考えました。
フィールドワークでリサイクル施設の見学やビーチクリーンをしたことを通して藤沢市の海洋問題の深刻さを知り、海洋ゴミ問題を主コンセプトに作りました。また市役所職員の方のオンラインプレゼンテーションを聞いたことで、海洋問題は人間だけではなく自然にまで悪影響を与えているということも分かり、その観点も作品に取り組みました。また、藤沢市の海洋ゴミ問題の主な原因は堺川から海に流れる生活ゴミだということが知れたので、境川を中心にしたアートを作りました。
紹介動画↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=LQQ3wDWbQiM
今回のプロジェクトはアオバジャパン・インターナショナルスクール
文京学院大学女子中学校・高等学校
アートモリヤ(藍左師Reita MORIYA)
の共同プロジェクト。
サポートいただいた藤沢市役所環境部、観光課、藤沢エリアマネージメント、
江の島UMIYAMAギャラリー、江ノ島電鉄の皆さまありがとうございました。
すべてのプログラムに藍を用いることで、藍の伝統文化継承と革新的な在り方を見出し、現代での藍の創造する価値をつくりました。