8/5(火)〜7(木)に開催される『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2025 Supported by 横浜銀行』
スペシャルユニフォームを藍左師 守谷玲太がデザイン。
今回のデザインの仕掛けは、プロ野球ファンが視覚から捉えるストーリーテリングなものになっています。
DeNAベイスターズファンを喜ばせたい!その想いから始まりました。
昨年、私たちは日本一の栄冠を手にすることができた。
しかし、まだ手に入れていないものがある。
藍色。それは勝色(かちいろ)と呼ばれ、勝利にこだわる武将たちが身にまとい戦いに挑んだ。
今年のYOKOHAMA STAR☆NIGHTは「勝色」と「YOKOHAMA BLUE」をかけ合わせた「横浜藍」を身にまとい、
勝利、そしてリーグ優勝・日本一を手にするために戦う。
一人ひとりが星のように輝く横浜、夏の一大イベント。
横浜・ベイスターズへの「愛」がひとつになる夜に、
「横浜藍」で染まるハマスタから「横浜奪首」という物語が大きく動き出す。
藍と愛で勝つ。
その熱い想いは、株式会社横浜DeNAベイスターズから一人の男に託された。
世界初で初めて藍と左官を融合させた生粋の傾奇者 守谷玲太(モリヤレイタ)だ。
独学でユニークに富んだ彼の発想は、不可能を可能にする。
10代の頃から職人としての経験を持つ守谷玲太は、製作における技術的な可否も考慮しつつDeNAベイスターズのコンセプトを形にした。
スポーツやアウトドアの世界では、機能を重視した化繊を生地にしていることがほとんど。
藍染という染色技法は化繊との相性はよくない。
そこで、左官技法を使った藍染と、通常の藍染を原画として制作し、デジタルチームとの協業によって実現した。
【デザインコンセプト】
日本伝統の藍染と左官の技術を用いて、勝色(かちいろ)とYOKOHAMA BLUEをかけ合わせた「横浜藍」のカラーをベースとし、横浜の夜空や海を表現しました。
また、ボディの左側は受容力や結束、右側は日本一連覇・リーグ優勝に突き進む力強さや勢いを表し、勝利への強い想いを込めたデザインとなっています。
(参考リンク https://www.baystars.co.jp/news/2025/04/0420_01.php )
(画像提供: 株式会社横浜DeNAベイスターズ)
守谷玲太がデザインの裏側に込めた隠された裏ミッション!以下に挙げる3点にも注目だ。
①社会課題となっている害獣駆除の蝦夷鹿の革を藍染の生地に使ったこと
②衰退する藍という植物を使ったこと
③職人不足が加速する左官技法を取り入れたこと
現代はアナログとデジタルが共存しているものの、アナログの衰退とデジタル化の加速はその差が開き、二人三脚とはとても言えない状況となっている。
しかしながら、そのお互いを否定せずに歩み寄ることで、今までにない革新的なものが生まれるのも事実。
今回のデジタルとの融合は、藍と手仕事を奪わないデジタル化として、その評価は高い。
実際、株式会社横浜DeNAベイスターズの声、ソーシャルメディアの反響を見ても、今回の仕事は成功といえる。
守谷は「仕事として誠心誠意取り組んだまで」というが、間違いなく選手やファンのモチベーションをあげ、一丸となって日本一連覇・リーグ優勝に突き進む一役を担ったはずだ。
横浜スタジアムが藍色に包まれる日が待ち遠しい。