徳島新聞   2021.12.14  ※転載許可取得済み

徳島新聞   2021.12.14  ※転載許可取得済み

2021.12.15

先日、鏝藍協会の皆で挑んだアートセッションが徳島新聞に掲載されました。

写真は偶然にも日頃よりお世話になっている研究員の吉原さんファミリー。

文中*1は左官材の別表現となっています。

守谷はトークセッションにも参加しました。

藍の新しいカタチ、左官技法のパフォーマンス。

地域の方が笑顔で参加してくださり、とっても嬉しく楽しいイベントになりました。

自分の発案した技法で地方創生のお手伝いが出来たことを誇りに思います。

北海道、島根、兵庫、東京から駆けつけてくれた仲間にも感謝です。

 

 

以下、文面

德島新聞 2021年12月14日火曜日面名地域2第1版22ページ

敷地内で育てた藍から沈殿藍を生かし津波防護壁彩る

松茂でアートセッション

松茂町広島の交流拠点施設「Matsushigate(マツシゲート)」敷地内の畑で育てた藍から作った沈殿藍を使って、施設の津波防護壁を彩る「アートセッション」があった。

左官業への藍活用を研究している神奈川県の守谷玲太さん(39)が、沈殿藍とイタリア製の特殊な樹脂を混ぜた絵の具(*1)で幅約8メートル、高さ約3メートルの壁を上下に塗り分け、空と海を表現。マツシゲートを訪れていた親子連れら約30人が、空きスペースに思い思いの色を塗った。

 

 

両親と一緒に訪れた大八万小学校2年の吉原ミハイ青衣君(8)は「絵の具が固くて塗りにくかった。こてを傾けすぎると既に塗った絵の具が削り取られるので難しかった」と話した。

町主催で11月28日に開かれた国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)を意識した活動に取り組む企業経営者ら4人を招いてのトークセッションもあった。

(青木忍)

 

 

Reita MORIYA