「破間藍」
5月14日OPEN
積水ハウス横濱ギャラリーにアート作品を納めました。
コンセプト
破間藍について
日本の美意識において八つの漢字で表すことがあります。
微、並、気、間、秘、素、仮、破
この八つのなか、間と破
「間」には境界線が無いという考えであり、そこが「一番難しく、一番美しい」
「破」にはぎりぎりのところまで来た時、その伝統的な型を破り。そして、独自の新しい世界を見つけるところ。
※藍が衰退し、ぎりぎりのところで伝統を破り
私が左官という技法を用いて衣食住の「住」という新しい消費のカタチを生み出したこと。
そして、分断されていた人々がボーダーレスに手を取り合うことで解決できる。その思いを込めました。
積水ハウス並びに建築のこれからに夢と希望をもたらせるのではないでしょうか。
山下が想わせる色、記憶の色。
以下にまとめます。
↓↓↓
破間藍
連続的に繋がっている世界を
伝統的な型を破り、新しいカタチで表現する。
藍を用いることで、自然に対して謙虚でありながらも、人に社会に訴えかける。
遠い空は青く
遠い海もまた青い
しかし僕は言っておきたい
目の前の空気は無色で
すくいあげた水もまた透明
今日あなたが見る空や海は、本当に青いのか
ただ、これだけは言える
目を閉じて思い浮かべる空と海は
とても美しい青だ
それは、あなたの意識と記憶が美しいからだと
気づいてほしい
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作品を支えるステーは錨の技術で仕上げた武骨で重いアイアン。
ビスは三角ビットをチョイス。
左官技法の仕上げにて。
special thnx
Kellie