いってらっしゃい。いってきます。

いってらっしゃい。いってきます。

2024.4.28

苔のむす石。

露に光る石肌を、一歩、また一歩。

身の丈に十分な門の梁を、少しかがんでまた一歩。

風を跨いで振り返る。

艶やかな斜面は、無事の夕日を乾き待つ。

 

Reita MORIYA